弁護士の亀岡です。これから何回かに分けて交通事故に関するお話をさせていただきます。交通事故なんてと思われる方も多いと思いますが、一生のうち、何らかの交通事故に巻き込まれる確率は50%ともいわれるほど身近に起こりうる問題なのです。
第1回目は、事故発生直後の対応についてお話しさせていただきます。
交通事故により被害にあった場合、当然ですが警察に連絡をしてください。そして、加害者が特定できるようにしてください。たいていの場合、両者その場でとどまることが多いので、警察に通報しただけでよいのですが、万一加害者が逃げる場合には、後で責任を追及するために車両を特定する情報(自動車登録番号及び車台番号)が必要になります。
警察を待っている間、事故現場を写真や動画で撮影することがおすすめです。移動前の車の停車位置だけでなく、タイヤ痕など細かくチェックしてください。
警察が来て事情聴取される際、相手の主張など気にせず自分の記憶通りに言ってください。どちらがどれくらい過失があるかという争いに今後発展していく可能性があり、この段階から準備する必要があります。
相手が自動車の任意保険に加入しているかどうかも確認してください。任意保険に入っている場合は、今後はその保険会社との交渉になります。一方、任意保険未加入の場合は、自賠責保険の請求と加害者の請求となります。
次回は、治療中の保険会社の対応などについてお話いたします。
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